医療相談室では、精神保健福祉士がさまざまな相談業務を行っています。
<医療費にお困りの方>
患者様がお支払いする医療費(一部負担金)を軽減もしくは免除にすることができるなど、各種制度についてご説明・ご案内いたします。
・自立支援医療費制度
医療保険にこの制度を併用した場合、精神科通院に対する医療費の自己負担が原則として1割に軽減されます。世帯の所得、疾患などに応じて、月額の自己負担額に上限が設定されています。
・精神障害者保健福祉手帳
必要な福祉支援サービスを利用しやすくすること、社会復帰や社会参加の促進を図ることなどを目的としており、税制上の優遇措置、公共交通機関(バス、タクシーなど)の割引、医療費の免除などが受けられます。精神障がいの程度により1級~3級までの等級区分があり、等級により受けられるサービスが異なります。
・障害年金
病気や怪我によってさまざまな障害がある方が、日常生活、あるいは社会生活、経済生活上で困難があるときに利用できる制度です。基礎年金(国民年金)は1級と2級、厚生年金や共済年金は1級~3級があり、それぞれの等級に応じた年金を受給できます。